保育士を2年と少し経験しました。
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実はストレスフルな職場
保育園の早朝勤務は、7:00~、最終勤務は20:00。
シフトで就業時間は決まっているけど、就業時間内に変えれることはなくて、正直サービス残業の毎日でした。
書類の締め切りや行事の準備があったらサービス残業となり、21:00に帰宅と言うこともざら。
ブラック企業さながらの拘束時間のながーい職場です。
保育士と聞くと、「優しい」「元気な」などのイメージを持たれますが、実はストレスフルな職場です。
保育園の規模にもよりますが、私の場合、20~30人の子どもと毎日過ごすのです。
子どもたちはかわいい。でも、言うことは聞かない、友達同士でトラブルになる、怪我をしたり体調を崩したりした子どものフォローに加え、保護者対応だって大変です。
昨今の保護者は「やってもらって当たり前」という保護者が増えました。
そのため、トイレトレーニングは保育園任せなんて、序の口。
提出物は締め切りまでに出さない。お着替えは持ってこない、挙句の果てにはクレームなんてことも少なくありません。
こちらの意図を丁寧に伝え、こじれないように毎回心を配っていく、なかなかハードな仕事です。
しかも、子どもたちの毎日の成長記録、お手紙やノート、一年、月、週の計画案の作成、保護者へ配布するプリントなど、書類だけでもかなりの分量。
さらに、行事やイベント前には会議、制作、準備などで本当にてんてこ舞いで、常に心も体もフル回転です。
大きめな保育園への勤務で職員が多数いましたが、感染症の時期などは本当にピリピリします。
たくさん職員がいても、結局、やることが多くて、1人でも倒れてしまうと保育や準備に人手が足りなくなるのです。
感染症を誰かが発症すると、ほかの職員も感染していないか、びくびくしながら過ごすのでした。
人間関係で苦労する事も・・・
男性保育士も増えたけれど、まだまだ女性の職場である保育園は、人間関係に恵まれないと悲惨です。
幸いなことに私のいた保育園は先生同士が仲良く、比較的協力てきであったので、人間関係で苦労することはありませんでしたが、業界ではいじめやパワハラなどは良く聞く話です。
悪い事ばかりではない良い事もある
こんなストレス満載の職場でしたが、3月ごろになると卒業や進級で、子どもたちとのお別れの季節になります。
毎年、1年間のことを振り返ると、子どもたちが大きく成長したことや、様々なエピソードが思いだされ、別れがつらくなって泣いてしまいます。
子どもだけでなく、保護者との思い出や子どもの成長を語り合って、思わず涙してしまうこともあるのです。
つらかった日々があってもこうして3月には消化され、また来年も頑張ろうという気持ちになるのです。
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